平和賞
ワールド・ピース・プレーヤー協会(WPPS: World Peace Prayer Society)は、ブルーノ・グルーニング交友会の30年以上に亘る奉仕活動の功績を認めました
ニューヨーク. 国際連合(United Nations)の一組織である、ワールド・ピース・プレーヤー・協会(WPPS)は、2013年5月23日、ブルーノ・グルーニング交友会を今年の「ピース・ポール賞」に決定しました。お祝いの式典は、国連組織のUNSRC(United Nations Staff Recreation Councils)の招待により、ティルマン教会において行われました。
WPPSの国連代表である、デボラ・モルダウ(Deborah Moldow) 女史は演説の中で、ブルーノ・グルーニング交友会とブルーノ・グルーニングの教え、そして精神の道における救 済と治癒との関係について、その意味を強調しました。ひとりの人の治癒は、全ての人の平和と強く結びついており、ブルーノ・グルーニング交友会の30年以上 に亘る無私の活動に感謝しました。また、ピース・ポールの活動との関連性についても取り上げ、付け加えました、「彼は天国と地上を平和の願いで繋ぎました。」 ピース・ポールの世界規模の活動は、五井昌久(1916 1980)に遡ります。彼は広島で原爆を体験し、自分の人生を世界平和に捧げました。非政府組織の目的は、全ての国の人々が「平和をこの地上に望む」という言葉で集まる事でした。WPPSは、世界がひとつになり、全ての文化、慣習、宗教、人種、生活様式を互いに尊重し合う事に尽力しています。この賞の歴代の受賞者の中には、ノーベル平和賞を受賞した、マザー・テレサ、ダライ・ラマ、ローマ法王・ヨハネ・パウロ2世などの名前もあります。
祝典では、ブルーノ・グルーニングの生涯と、ブルーノ・グルーニング交友会の世界規模の活動に関する映画の抜粋が上映され、実例をもって説明されました。ブルーノ・グルーニング(1906 1959)は1950年代、常識では考えられない治癒の数々により、世界的に有名になりました。これは、彼自身が名づけた、ハイルシュトローム Heilstrom という、生命のエネルギーの取り込みによるもので、彼自身もこれに感謝していました。ブルーノ・グルーニングの生存中、彼はいかにして人間が再び健康や幸福を取り戻す事ができるのかを示してくれました。現在でも多くの驚く様な治癒が、肉体及び精神において、不治とされているものにも自然に起きています。ブルーノ・グルーニング交友会は、精神の道における治癒に関する団体では世界最大のものであり、興味のある人々には、どの様にしてこのエネルギーを自分の健康に活用できるかの情報提供をしています。
交友会の主宰者である、ディーター・ホイスラーは、国連代表のデボラ・モルダウによるピース・ポールを手にして、交友会を代表して、 次のように返答の辞を述べました、「この表彰は、ブルーノ・グルーニングの生涯をかけた活動への表彰であり、同時に世界中のブルーノ・グルーニングの友全員への表彰であると認識しています。友たちは平和と愛とハーモニー、そして精神の道における治癒の可能性を語り、それを人々に伝えてゆく使者なのです。」ホイスラー氏は更に、北アイルランドとアイルランドの友たちが平和に協力して活動している事、また、ギリシャ人とトルコ人の間にも信じられない様な友情関係が存在し、同様にパレスチナのコミュニティーがイスラエルの友たちの協力を得ている事等を話しました。これは正に「平和をこの地上に望む」という精 神そのものです。